昨シーズンからドイツの世界的強豪バイエルン・ミュンヘンでプレーする日本代表DF伊藤洋輝。
ジュビロ磐田で育成され、同僚だった中村俊輔氏が「(元イタリア代表MF)チアゴ・モッタのよう」と讃えるほどの逸材だった。
当時は守備的MFだったが、その後は、最終ラインを主戦場にするように。188cmの長身で、センターバックと左サイドバックをこなせるほか、パワフルな左足のキックも武器とする大器として期待されてきた。
バイエルンが彼を獲得するためにシュトゥットガルトに支払った移籍金は、2350万ユーロ(約40.8億円)とされている。
だが、昨シーズン開幕前も含めて、実に3度も中足骨を骨折するアクシデントに見舞われ、8試合で計282分ほどしかプレーできずに1年目を終えることになった。
伊藤は3月以降離脱が続いているが、このほどバイエルンは彼がチーム練習に復帰したことを報告。レヴァークーゼン戦に向けた最後の全体トレーニングに一部参加した。
これを受けて、『Sky』は、「バイエルンは、長期離脱を強いられていたDF伊藤を間もなく起用できるかもしれない」と伝えていた。ただ、土曜のレヴァークーゼン戦には出場しないとのこと。
現在、日本代表はディフェンスラインに多く離脱者が出ており、伊藤が戻ってくるのは朗報といえる。