スウェーデン1部のユールゴーデンで活躍する小杉啓太。

彼はJリーグを経ずに、北欧でプロになった19歳の左サイドバックだ。

2024年に湘南ベルマーレユースからユールゴーデンに移籍すると、現地での評価を着実に高めてきた。

欧州列強クラブから熱視線を送られており、『Transfermarkt』による市場価値は10代日本人選手でトップとなる400万ユーロ(約7億円)に達している。

スウェーデンリーグは春秋制のため、シーズンは残り2試合。ユールゴーデンは、11月1日に今シーズンのホーム最終戦を戦う。

『Fotbollskanalen』によれば、小杉は、この冬に移籍するのかをまだ決めかねていると明かしたそう。

「ユールゴーデンサポーターは僕を愛してくれていて、本当に感謝している。ここに来た日からずっとね。

たとえ、いいパフォーマンスができなかった時でも、いつも応援してくれた。だから、(シーズン最後のホームゲームを)いい形で終えられることを願っている。

そのことについて話すのは難しい。夏にも噂がたくさんあったからね。でも、そうならなかった(移籍しなかった)。今がその時なのかもしれないし、そうでないかもしれない。わからない」

ユールゴーデンのスポーツディレクターも小杉に対するビッグクラブからの関心を隠そうとしていないという。

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ただ、小杉は、他のクラブからの関心について、代理人から何も聞いていないと説明していたそうで、現時点で去就は決まっていないようだ。

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