J3の松本山雅FCは29日、11月15日(土)に開催を予定していた第36節のFC大阪戦について、11月16日(日)に長野Uスタジアムにて開催することが決定したと発表した。

松本は、ホームスタジアムのサンプロ アルウィンで先日、バックスタンドの照明を支える鉄骨部材が落下し、観客席の一部が破損する事故が発生(人的被害は無し)。利用者の安全が確認されるまで、施設の利用が停止となり、今季残りのホームゲームをどこで開催するか、クラブは関係者と協議を進めている。

今回、J3第36節のFC大阪戦については、第33節のカマタマーレ讃岐戦と同様、同県内の長野Uスタジアムで開催するに。ただし、11月15日(土)はAC長野パルセイロがテゲバジャーロ宮崎戦を開催するため、日程を1日ずらして行うことになった。

以下はクラブからのコメント。

「本日10月29日(水)に長野県から、アルウィンの会議室と駐車場の利用再開のアナウンスがございましたが、スタンド及びフィールドを含むその他の部分は使用停止が継続され、次のホームゲームもサンプロ アルウィンで開催できないこととなりました。つきましては、11月15日(土)に開催を予定しておりますFC大阪戦については、開催日時・会場を変更することを判断しました。

長野県および施設管理者である松本建設事務所、関係者の皆様には、サンプロ アルウィンの利用再開に向けた調査・工事にご尽力をいただき、誠にありがとうございます。

また、10月26日に続き、長野Uスタジアムでホームゲームを開催させていただけることになりました。連戦での使用となり、ピッチコンディションを含め調整が大変難しい中、AC長野パルセイロ様、長野市および関係者の皆様には、引き続きご協力を賜りますこと、感謝の念に堪えません。

そして、Jリーグ関係者の皆様ならびに、特に今回の対戦相手であるFC大阪様には、会場変更のみならず日程変更にもご協力いただけましたことに、心より感謝申し上げます。

今回の変更により、Jリーグ、AC長野パルセイロ、FC大阪の皆様をはじめ、両チームのファン・サポーター、ステークホルダー、そしてホームゲーム運営を支えていただいている皆様にもご協力をいただかなくてはならない状況が続いております。クラブとしましても、たいへん心苦しい決断ではありますが、何卒ご理解ご協力をお願い申し上げます。

Jリーグもいよいよシーズン最終盤の11月を迎えますが、開催日時・会場変更などの制約があるなかで、ホームゲーム4試合のうち3試合の開催に漕ぎつけることができました。

最終戦についてはステークホルダーの皆様のお気持ちに寄り添い、何とかサンプロ アルウィンでの開催を切に望んでおりますので、最後の最後まで調整を続けていく所存です。そのうえで、可能な限り早く最終節の開催情報を皆様にお伝えできるように努めてまいります」

サンプロ アルウィンでは、会議室と駐車場の利用が再開されることになったものの、スタンド及びフィールドを含むその他の部分は使用停止が継続されるとのこと。

ただ、11月29日(土)に開催予定の最終節ギラヴァンツ北九州戦に関して、クラブは引き続きサンプロ アルウィンでの開催を目指すことを今回明らかにしている(11月上旬に最終判断する方針)。

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なお、FC大阪戦開催についてもまだ最終調整を行っており、試合開催情報(アクセス情報・観戦マナー&ルール等)、チケット情報(シーズンパスやクラブガンズ特典の取り扱い他)などは、本日以降に順次発表される。

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