横田大祐と松田隼風が所属するドイツ2部のハノーファーは、26日に行われたアイントラハト・ブラウンシュヴァイクとのダービーマッチに3-0で勝利した。

今シーズン、ヘントからレンタルで加入した25歳の横田は、この試合で移籍後初ゴールをマーク。

前半終盤に投入されると、後半16分に味方のクロスを左足のボレーシュートで叩き込んだ。

ハノーファー公式も「日本人は完璧なボレーシュートを放ち、アンストッパブルなシュートを突き刺した」と讃える一撃だった。

ただ、『NDR』はこうも伝えていた。

「横田が試合を決めたが、乱闘騒ぎを引き起こす。日本人選手のゴールは圧巻だったが、彼は終了間際にスポーツマンらしからぬ振る舞いを見せた。

相手選手をいくつかの場面で挑発。その結果、白熱していたダービーマッチの終盤には、短い乱闘騒ぎも発生した」

白熱のダービーマッチで横田と相手選手が衝突するシーンもあったようだ。

ハノーファーとアイントラハト・ブラウンシュヴァイクは、歴史的・文化的な背景からドイツで最も激しいライバル関係のひとつとされている。

サッカー界で「最も激しいライバル関係」TOP5

今回のダービーはハイリスクマッチとして、約1,000人の警官が警備するなかで行われた。ただ、目立った騒動はなく、地元警察は試合進行に満足していたそう。

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