「リトルなでしこ」ことU-17日本女子代表は25日、U-17女子ワールドカップのグループステージ最終節でパラグアイと対戦。
試合は1-1の引き分けに終わり、日本がグループ首位でのラウンド16進出を決めた。
2連勝ですでにグループステージ突破を決めていた日本。選手をうまくローテーションさせている白井貞義監督は、パラグアイ戦でも3日前のザンビア戦からスタメン8名を変更した。
試合は日本が押し気味に進めるなか、スコアレスで迎えた62分、FWアリソン・バレイロのスーパーミドル弾でパラグアイが先制。
そのままパラグアイの1点リードで後半アディショナルタイムに突入したが、日本は相手のハンドでPKを獲得。これを、途中出場の“10番”MF福島望愛(JFAアカデミー福島)が落ち着いて沈め、引き分けに持ち込むことに成功している。
プレーヤーオブザマッチ(POM)にはFW髙橋佑奈(三菱重工浦和レッズレディースユース)が選出。運動能力の高い身長170cmのアタッカーはこの試合、左ウィングとして躍動感のあるプレーを見せていた。
これにより2勝1分で日本とパラグアイが並んだものの、日本は得失点差で上回りグループFの1位抜けが決定。ラウンド16ではグループEでスペインに次ぐ2位に入ったコロンビアと対戦することになった。
なお、コロンビアに勝利した場合、準々決勝では北朝鮮対モロッコの勝者と対戦することに。日本は、前回W杯王者の北朝鮮と昨年のU17アジアカップ決勝で対戦しており、この時は北朝鮮が1-0で勝利している。
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U-17女子ワールドカップのラウンド16、日本対コロンビアの一戦は29日(水)、日本時間で翌30日(木)4:00から行われる。