ニルス・ニールセン監督が率いるなでしこジャパンは、現在海外遠征中だ。
25日にコモで行われた地元イタリアとの国際親善試合は1-1の引き分けとなった。
なでしこは前半をスコアレスで折り返すと、後半7分に先制されるも、後半18分にキャプテンの長谷川唯が同点ゴールをマーク。
宮澤ひなたのダイレクトパスに抜け出すと、相手GKの頭上を抜く鮮やかなループシュートを沈めてみせた。
この後はスコアが動かず、FIFAランキング8位のなでしこは、同12位のイタリアと引き分けることになった。
イタリアサッカー連盟は「日本相手に価値ある引き分け」とこの結果を伝えている。また、イタリア女子代表のアンドレア・ソンチン監督は、『Rai』でこう話していたという。
「今日はポジティブな反応が多くあったので満足している。
独特な特徴を持つハイレベルな相手によくやった。相手は、スピードとテクニックを兼ね備える選手たちであることを証明した」
ユニークなスタイルの日本はハイレベルで、速さと技術を兼備していたと讃えていたようだ。
特に、現在マンチェスター・シティに所属する長谷川は、かつてイタリアのミランに所属していたこともあり、現地での注目度は高かった。
なでしこは、28日にスペインの地でFIFAランキング13位のノルウェーと対戦する。