シーズン佳境を迎えているJ1リーグで、アルビレックス新潟のJ2降格が決まった。
25日に行われた第35節で横浜F・マリノスがサンフレッチェ広島に3-0で勝利。この結果、現在最下位の新潟は4試合を残して降格が決まった。
昨シーズンのJ1で16位だった新潟だが、2024年のJリーグYBCルヴァンカップでは準優勝。ただ、今シーズンはリーグ34試合で4勝10分20敗と大きく負け越していた。
新潟は、降格が決まった25日に「アルビレックス新潟を日頃よりご支援いただいている皆様へ」として、このようなメッセージを発表した。
「本日、10月25日(土)の試合結果により、当クラブの来シーズンのJ2リーグ降格が決定いたしました。
常日頃から多大なるご支援やご声援でチームを鼓舞してくださるサポーターの皆様、パートナー企業の皆様やホームタウン関係者の皆様、後援会員をはじめとした各種会員の皆様、当クラブに関わるすべての方々のご期待に応えられず、J2降格という結果になりましたことを、クラブを代表して深くお詫び申し上げます。
シーズンを通じて選手・チームスタッフ、クラブスタッフは取り組みを続けましたが、トップチーム強化、組織運営の至らなさが、このたびの結果をまねいたものと、責任を重く受け止め、真摯に反省しております。
まずは、今シーズンの残り4試合を、来シーズンに向けたクラブ再生の契機とするべく、今一度チーム一丸となり、新潟の勝利を願う皆様の想いとともに、全力を尽くして戦い抜く所存です。
そして、今シーズンの悔しさを力に変え、来シーズンからの再起につなげてまいります。これまで以上に、結果にこだわり、再びJ1リーグ昇格を果たすべく、一歩一歩確実に進んでまいります。
アルビレックス新潟は、クラブを応援してくださるすべての皆様とともにあります。新潟で愛され、J1の舞台で再び躍動をするために、クラブ一丸となって再起を図ってまいります。これからも当クラブへのご支援とご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社アルビレックス新潟、代表取締役社長 中野幸夫」
2022年シーズン以来となる無念のJ2降格を謝罪。
新潟はこの夏に主力DF稲村隼翔がセルティックに引き抜かれるなどしていた。