多くの日本人選手がプレーするイングランド。

今年9月に駐英大使として着任した鈴木浩氏がリヴァプールの地を訪れていた。

鈴木大使は、リヴァプールのホームスタジアムであるアンフィールドに招待された様子をXに投稿しつつ、こう綴っていた。

「アンフィールド・スタジアムを訪れたことにとても興奮しています!

2024-25シーズンのプレミアリーグ優勝チームの本拠地を訪れるのは素晴らしい気分です!

遠藤航、長野風花がいますし、you’ll never walk alone without Japanese.

もちろん、清水梨紗も9月にマンチェスター・シティからレンタル移籍で加入しています」

日本代表の遠藤航が所属するリヴァプールは、昨シーズンのプレミアリーグで優勝した世界的強豪。また、リヴァプールの女子チームには長野と清水が所属している。

「You'll Never Walk Alone」は、リヴァプールのアンフィールドで歌われているクラブアンセムともいえる曲。大使的には、もはやリヴァプールに日本人選手は欠かせない存在ということだろうか。

また、大使は、同じくリヴァプールを本拠地とするエヴァートンも訪れており、こちらでは背番号18のユニフォームを着ていた。エヴァートンの女子チームには、林穂之香、籾木結花、石川璃音、北川ひかるが所属している。

『BBC』によれば、リヴァプール市を初めて公式訪問した大使は、アンフィールドだけでなく、今年開場したエヴァートンの新スタジアム(ヒル・ディッキンソン・スタジアム)も訪れたそう。当地のビターエール(ビール)を堪能し、「最高」と褒めちぎっていたとのこと。

ちなみに、アンフィールドはリヴァプールの”聖地“だが、開場当時はエヴァートンのホームスタジアムだった(1884~1892年まではエヴァートン、1892年からリヴァプールのホームスタジアム)。

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リヴァプールと日本はスポーツ界のつながりだけでなく、ソニーのプレイステーションが拠点を置くなど、ゲーム業界の結びつきもある。なお、大使はリヴァプール出身の世界的バンド『ビートルズ』の大ファンでもあるそう。

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