14日に日本代表は、ブラジル代表を相手に歴史的な勝利を挙げた。
現在MLS(アメリカ1部)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属する元日本代表DF吉田麻也が、FIFAのインタビューに応じ、今の日本代表について語った。
元日本代表キャプテンは「僕は日本代表として100試合以上に出場しましたが、ブラジルは間違いなく僕が対戦した中でベストチームでした」と自身の経験を話した上で、「日本が勝ったなんて信じられませんでした!」と、日本のブラジル撃破に驚いた。
同選手は続けて「ブラジルは以前ほど強くないかもしれませんが、それでもブラジルです。彼らは3失点を受け入れるチームではありません。ブラジルはディフェンスラインとGKのポジションで新しい選手をテストしていましたが、日本にも負傷した選手が何人かいました」と語った。
ワールドカップ3大会に出場した吉田。出場したいずれの大会も、目標に掲げていたベスト8進出を果たせなかった。
日本代表として126試合に出場し、2022年のワールドカップではキャプテンマークを巻いた吉田の目にも、今の日本代表がベスト8の壁を打ち破れる実力があると映っているようだ。
「彼らはベスト8の準備ができていると思います。選手のメンタリティも準備万端だと感じています。今の日本代表選手のほとんどは、前回のワールドカップでプレーし、UEFAチャンピオンズリーグなど欧州で様々な経験をしています。しかし、どのチームも浮き沈みを経験します。ブラジルも、(カルロ・)アンチェロッティ監督がいる今、彼らは残りの8カ月で別のチームになる可能性を秘めています」
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なお、日本代表は11月にホームでガーナ代表、ボリビア代表との国際親善試合を行う予定だ。
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