史上初めてブラジルから勝利をつかみ取った日本代表だが、現在多くの離脱者に見舞われている。

冨安健洋もそのひとりだ。冨安は188cmの長身を誇るディフェンダーで、2018年に19歳で日本代表デビューを果たした。

アビスパ福岡でプロになると、ベルギーのシント=トロイデン、イタリアのボローニャを経て、イングランドの名門アーセナルへ加入。

ディフェンスラインならどこでもハイレベルにプレーできるほか、両足を遜色なく使え、スピードにも優れる有用選手として重宝された。

だが、度重なる怪我に苦しむようになると、2024-25シーズンはひざの故障で6分しかプレーできず。

ひざの再手術からの復帰を目指すなか、今年7月には1年残っていたアーセナルとの契約を解除して退団。それ以降は無所属の状態が続いている。

そうしたなか、世界的なサッカー選手市場価値評価サイトの『Transfermarkt』は、現在最も市場価値の高いフリーエージェント選手を発表。

冨安は、市場価値1600万ユーロ(約27.8億円)で、1位になった。

「新天地を探しているスター選手の中で、現在最も価値の高い選手なのは、元アーセナルDFの冨安」とのこと。

冨安は11月5日の誕生日で27歳になるが、ピッチに戻ってくるのはいつになるだろうか。

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なお、無所属選手で市場価値2位なのは、27歳の元ブラジル代表DFヘナン・ロディで1200万ユーロ(約20.8億円)。

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