2026年W杯欧州予選を一番乗りで突破したイングランド。
かつてそのイングランド代表で78試合に出場したスチュアート・ピアースの息子がトラクター事故で亡くなる悲劇があった。
スチュアート・ピアースはロンドン生まれの63歳。ノッティンガム・フォレストで400試合以上に出場し、ニューカッスル、ウェストハム、マンチェスター・シティでもプレーした名DFで、1990年W杯にも出場した。
『BBC』などによれば、スチュアート・ピアースの息子である21歳のハーリーさんは、今月16日にグロスターシャーで起きたトラクターの事故で亡くなった。
遺族は警察を通じて、このような声明を出している。
「我われ家族は、最愛の息子であり献身的な兄弟であったハーリーの喪失に、心から衝撃を受け、本当に胸が張り裂けそうな思いだ。
彼は輝く笑顔を持つ素晴らしい子で、この衝撃的な悲劇は、彼を知る幸運に恵まれた人々の心に大きな穴を残すだろう。
静かで控えめながら強さと深い優しさを持ち、成長して立派な若者になったことをとても誇りに思う。
彼は農業の分野で素晴らしい労働倫理と起業家精神を発揮していた。安らかに眠ってほしい、美しい息子、兄弟よ。あなたのことを決して忘れない」
捜査当局は、事故の目撃者や、関連するドライブレコーダーの映像を持っている人に連絡を呼びかけている。
スチュアート・ピアースがかつて所属したシティなど古巣クラブは、ハーリーさんの死を悼み、哀悼の意を表している。