日本サッカー協会(JFA)は21日、国際親善試合のイタリア戦とノルウェー戦に臨むなでしこジャパン(日本女子代表)において、DF北川ひかる(エヴァートン)が怪我のため不参加となり、代わってDF白垣うの(セレッソ大阪ヤンマーレディース)を招集することになったと発表した。
白垣は2005年10月11日生まれの20歳。大阪府出身でセレッソ大阪のアカデミーに加入すると、2021年には15歳でトップチームのレギュラーを獲得。当時チームはまだなでしこリーグ1部だったが、公式戦26試合に出場した。
攻撃マインドあふれる169cmの長身DFで、世代別代表としては2022年のU-17女子ワールドカップと2024年のU-20女子ワールドカップに出場。後者では決勝で北朝鮮に敗れたものの日本の準優勝に大きく貢献している。
以下は、なでしこジャパン初招集となった白垣のコメント。
「この度、なでしこジャパンに初招集されました。自分のプレーを全力で出し、招集され続けられるようアピールしてきたいと思います。応援よろしくお願いします!」
JFAによれば、「うの」という名前は、何事にも一番を目指してほしいとの願いが込められており、スペイン語の「1(uno)」に由来。今回、2試合目のノルウェー戦は中立地のスペインで開催されるだけに活躍を期待したいところだ。
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FIFAランキング8位のなでしこジャパンは、24日(金)にイタリア女子代表(同12位)と、28日(火)にノルウェー女子代表(同13位)と対戦する。
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