日本人選手もプレーするアメリカMLSの2025年レギュラーシーズンが終了した。
昨シーズンは吉田麻也と山根視来が所属するLAギャラクシーが全米制覇を成し遂げたが、今シーズンはGK高丘陽平が所属するバンクーバー・ホワイトキャップスが西地区2位と躍進した(1位のサンディエゴFCと同勝点)。
そのなかで、高丘はレギュラーシーズン全34試合に出場し、リーグ最多となる13回のクリーンシートを記録(無失点だった試合数)。
バンクーバーは34試合でわずか38失点。これは地区最小で、両地区でもフィラデルフィア・ユニオン(35失点)に次ぐ少なさ。また、バンクーバーの得失点差はプラス28で、これは両地区1位。
そうしたなか、バンクーバーは、高丘がMLSの年間最優秀セーブ候補にノミネートされたと発表した。
第3節モントリオール戦で、至近距離からのシュートを足で阻止したシーンが候補に入った。
高丘は、1996年生まれの29歳。神奈川県横浜市出身で横浜FCでプロになると、サガン鳥栖と横浜F・マリノスでも活躍。2022年にはF・マリノスでJ1優勝に貢献し、ベストイレブンにも輝いた。
2023年からMLSに活躍の場を移すと、北米でも屈指の実力派GKとして評価されるまでになったが、日本代表に選ばれたことはない。
なぜ?日本代表、2024年に一度も招集されなかった実力派選手5名
高丘擁するバンクーバーは、プレーオフ1回戦でFCダラスと対戦する。