ドイツ2部のハノーファーでプレーする松田隼風は、U-20日本代表経験もある22歳のレフティだ。

水戸ホーリーホックでプロになると、2023年に提携先でもあったハノーファーにレンタル移籍すると、今夏に完全移籍した。

3-4-3システムの右ウィングバックとしてレギュラー起用されている松田は、17日の第9節シャルケ戦にも先発出場。

そうしたなか、松田が見せた珍しいスローインが海外で話題になっている。

前半アディショナルタイムにハノーファーが敵陣深くでスローインを得たシーン。

松田が投げたボールは、目の前にいた味方FWムスタファ・ブンドゥの後頭部を直撃!ブンドゥも予期していなかったようで、思わず驚いていた。

スローインを味方選手の背中に当てて、ボールを拾うプレーはさほど珍しくない。松田もおそらく背中を狙ったはずで、間違って後頭部に当ててしまった可能性がある。

海外のファンたちは「マンチェスター・ダービーでエヴラとギグスがやってた」、「よくあるやつだね、草サッカーでもやる」、「これは意図的ではないはず…」などと反応していた。

2011年のマンチェスター・シティ戦でユナイテッドのパトリス・エヴラがライアン・ギグスの背中を使ったスローインをしたのは有名。

また、最近ではブラジルのコリンチャンスで、オランダ代表FWメンフィス・デパイの背中を使ったスローインもあった。

ロングスローが「反則的だった世界のスター選手」5名

なお、競技規則では「競技者がスローインを正しく行い、不用意でも、無謀でも、または過剰な力を用いることもなく、意図的にボールを相手競技者に向けて投げて、はね返ったボールを再び自分のものとした場合、主審は、プレーを続けさせることができる」、「スローワーは、他の競技者が触れるまで再びボールに触れてはならない」などと定められている。

【厳選Qoly】日本代表、歴史的初勝利のブラジル戦で「圧倒的な存在」だった5名