日本代表で2試合連続ゴールを決めた上田綺世。

10日のパラグアイ戦では終了間際に出場すると劇的同点ゴールを叩き込み、14日のブラジル戦では値千金の決勝ゴールで歴史的初勝利に大きく貢献した。

27歳になった頼れるエースFWは、今シーズン絶好調。所属するオランダの名門フェイエノールトでは、リーグ開幕8試合で8ゴールを叩き出し、無敗で首位を走るチームを牽引している。

『Voetbal International』によれば、ロビン・ファンペルシー監督は、「選手たちが代表でプレーできることを誇りに思う一方で、無事に復帰できるかどうかの不安もある。上田はブラジルとパラグアイ戦でゴールを決めた。 選手たちが復帰した時に、こうしたポジティブな瞬間が目に浮かぶ」と語っていたそう。

フェイエノールトは19日にヘラクレス・アルメロと対戦する。

そのヘラクレスの公式サイトは、「フェイエノールトのファンペルシー監督は、代表選手数名を休ませることを示唆した。その候補には、得点ランクトップとなる8ゴールを挙げている上田も含まれている。上田は日本代表としてパラグアイ戦とブラジル戦に出場した」と伝えていた。

ただ、ファンペルシー監督は、ヘラクレス戦が土曜ではなく日曜に行われるため、1日余裕があるのは大きいと話しており、上田を温存するかはまだ分からない。

サッカーの歴史上「最高の9番」の5名

なお、同じくフェイエノールトに所属する日本代表DF渡辺剛は、パラグアイ戦とブラジル戦に連続フル出場している。

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