AC長野パルセイロGKコーチのシュナイダー潤之介氏は17日、サガン鳥栖公式Xのポストを引用して「元気になったので会いに行きますね!明日の秋田戦で!みんな集まれ~!」と投稿。

18日に駅前不動産スタジアムで行われる鳥栖対ブラウブリッツ秋田戦の来場を予告した。

シュナイダー氏は現役時代、ベガルタ仙台やサガン鳥栖などで活躍したGKで、引退後は奈良クラブやザスパクサツ群馬(現ザスパ群馬)、栃木シティFC、松本山雅FC、長野でGKコーチを歴任した。

同氏は長野のGKコーチを務めていた昨年11月に、前立腺がん(ステージ4)の治療に専念するため、チームから離脱していた。

シュナイダー氏が2001年から2006年まで在籍していた鳥栖は、昨年12月8日に行われたジュビロ磐田戦でシュナイダー氏のサポートを目的とした支援募金を実施。多くのサポーターが献金した。

さらに同月16日には鳥栖OBの高橋義希氏、衛藤裕氏らが駅前不動産スタジアム前で募金を呼びかけた。

シュナイダー氏のサポートを目的とした募金は、元所属クラブだけでなくJリーグの様々なクラブが実施した。

サポーターによる募金活動の支援もあり、今月4日には古巣仙台のホームゲームに来場して、サポーターの前で元気な姿を見せた。

そうした中、シュナイダー氏の突然の駅前不動産スタジアムへの来場予告に、サポーターも歓喜している様子だ。

Xでは、「元気になって本当に良かったです!」「私も早く会いたいぞー」「やっぱり鳥栖にも来てくれる!」など、同氏の来場を喜ぶ反応が寄せられた。

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本人は「まだ完全復活はしていない」としているが、同氏が再びサッカーの現場に復帰する日も近いかもしれない。

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