現在、ディフェンス陣に離脱者が相次いでいる日本代表。

冨安健洋、町田浩樹、伊藤洋輝、高井幸大が離脱中で、今月は板倉滉も負傷のために不参加となった。

そのなかで、注目度を増しているのが、渡辺剛だ。28歳の渡辺は、身長184cmのセンターバック。

中央大学、FC東京を経て、2022年1月から海外でプレーしてきた。ベルギーのコルトライクとヘントで活躍すると、今夏にはオランダの名門フェイエノールトへ移籍。日本代表FW上田綺世とともにリーグ首位を走る好調のチームを牽引している。

その渡辺は、ABEMAの密着番組で、手料理で支えてくれる愛妻への感謝を口にしていた。

「美味しいです、めちゃくちゃ。毎日、和食ですね。

日本にいた時よりもコンディションがいいんですよ。もともと、日本の時は一人暮らしで、(当時から)付き合っていたんですけど、一緒に暮らしていなくて。そうすると、おのずと外食が増えるじゃないですか。

そのころより、ヨーロッパに来て、奥さんに作ってもらっているほうが、全然体のコンディションが違います!

(それについて奥さんには直接)言ってないです…たぶん、いま聞こえているので大丈夫です(笑)」

渡辺は、2023年2月に「少し前になりますが、結婚いたしました。2人で支え合いながら、笑顔溢れる家庭を築いていきたいと思います」とSNS上で結婚を報告。

その際、奥さんが誕生日に振る舞ってくれたというディナーの写真も投稿していたが、その料理はプロ級!ヨーロッパで戦う日々を愛妻の手料理にも支えられているようだ。

その渡辺は、空中戦の強さは日本人DFとして最強クラスにあり、足元の技術も向上している。

フェイエノールトは、ボールを持つ時間が多いため、ビルドアップの部分で自らの成長を感じているという。

そして、2年前はW杯への距離感が全くつかめない立ち位置だったとしつつ、やっと代表で自分の良さを発揮できるようになりつつあると手応えも口にしていた。

中央大学サッカー部出身の「最強ベストイレブン」

渡辺は10日のパラグアイ戦(2-2)と14日のブラジル戦(3-2)にフル出場。セレソン相手に歴史的初勝利を飾った一戦では、終了間際に足をつるようなシーンもあったが、「歴史に残る最高な勝利!応援ありがとうございました」と試合後にSNSに投稿しており、幸い大事に至らなかったようだ。

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