世界的スター軍団であるブラジル代表が、日本代表と対戦するために来日した。
サッカーの王国ブラジルは、2026年W杯南米予選で5位と苦しみながら突破。それでも、10日にソウルで行われた韓国戦には5-0と圧勝し、その力を見せつけた。
ブラジルサッカー連盟によれば、ブラジル代表FWリシャルリソンは、日本に戻って来れたことを喜んでいたそう。
トッテナムに所属する28歳のリシャルリソンは、2021年に行われた東京五輪でブラジルの10番を背負って金メダル獲得に貢献した。
「(日本に来れたことは)すごく嬉しい。いい思い出があるからね。僕らはここで五輪優勝を成し遂げた。大好きな国だ。ここでもファンからの愛を受け取りたいね。
韓国戦と同じインテンシティを見せる必要がある。カルロ・アンチェロッティ監督が僕らに自信をもたらしてくれた。
韓国戦では全員が自信を持っていたし、インテンシティを見せつけた。監督から信頼されていると、落ち着いて取り組めるし、物事もスムーズにいく。ピッチ上で信頼に応えたい」
今シーズン、トッテナムに加入した高井幸大によれば、リシャルリソンは真っ先に話しかけてくれたそうで、フレンドリーな性格だとか。
そのリシャルリソンはファンサービスについて、「僕らの試合を見に来てくれる人にとっては、唯一の機会かもしれないよね。練習後はバスを待たないといけないので、サインや写真撮影をするのは問題ない。自分だけじゃなく、選手全員がそうしている。ファンとの距離を縮める上で重要なことなんだ」とも語っていた。
日本とブラジルとの親善試合は、14日に味の素スタジアムで行われる。