第79回国民スポーツ大会のサッカー競技は7日、少年男子の部決勝が野洲川歴史公園サッカー場(滋賀県)で行われ、東京都が静岡県を2-1で破り、12年ぶりの優勝を飾った。
2006年から出場区分が改められ、少年男子は「16歳以下」となった国スポ。出場機会が減りがちな高校1年生や一線級の中学3年生が出場する大会となっている。
試合は前半18分、DF橋本凜来(FC東京U-18/FC東京U-15むさし)のゴールで東京都が先制。前半29分には、FC東京で活躍し2008年の北京五輪で日本代表の10番を背負った梶山陽平氏の息子、MF梶山蓮翔がコーナーキックを直接決めてリードを2点に広げる。
静岡県も後半に盛り返したものの、MF小枝朔太郎(ジュビロ磐田U-18/ジュビロ磐田U-15)が後半アディショナルタイムに1点を返すにとどまり、東京都が2-1で逃げ切った。
東京都は2013年大会以来12年ぶり7回目の優勝。大会得点王には準決勝で東京都に敗れた石川県の10番、FW下澤到矢(ツエーゲン金沢U-18/ツエーゲン金沢U-15)が5ゴールで輝いている。
Jリーグ30年の歴史が生んだ「外国人の親子Jリーガー」はこの4組
また、今大会東京都のキャプテンを務めた、こちらも元日本代表FW城彰二氏の息子、FW城秀人(FC東京U-18/FC東京U-15むさし)が2ゴールで得点ランキング2位タイに入った。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉GKホセ・スアレス「毎日不安に襲われた」無所属期間を乗り越え日本一の守護神へ