今月、日本代表はパラグアイ、ブラジルとの親善試合を戦う。

先日発表された招集メンバーには、鈴木淳之介も名を連ねた。

鈴木は今年6月のインドネシア戦で代表デビューを果たした22歳のディフェンダー。

帝京大可児高時代はMFだったが、湘南ベルマーレでセンターバックにコンバートされた選手でもある。

180cmとDFとしては大きくないが、もとはボランチだっただけに攻撃での貢献度も高い。

その鈴木は今夏、湘南からデンマークの名門コペンハーゲンに移籍。怪我から復帰して9月末に新天地デビューを果たした。

5日の強豪ミッテュラン戦では右サイドバックとしてフル出場。

鈴木は左右両足を遜色なく使え、ほぼ両利きといえる。ただ、プレーするエリアは左が多く、右SBでの出場はプロキャリアで初だった。

『Tipsbladet』によれば、鈴木は「DFのポジションなので、似ている部分もありますが、違う部分もあります。キャリアでこのポジションでプレーしたことは一度もありませんでしたが、新しいことに挑戦するのは好きです」と語っていたという

右SBロドリゴ・ウエスカが負傷しているため、鈴木は不慣れなポジションで起用されたものの、素晴らしいプレーを披露し、サポーターが選ぶマンオブザマッチにも選ばれた(試合は1-1の引き分け)。

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ヤコブ・ニーストルップ監督は「本当に素晴らしかった。彼はスカンジナビアのサッカーや今回のようなとてもフィジカルな試合について学ばなければいけない。それでも、このようなビッグゲームで先発したのは初めてで、本来のポジションでもないのに、素晴らしいプレーを見せてくれた」と鈴木の活躍を讃えていた。

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