奈良クラブとキットサプライヤーのSquadra((株)アクラム)は1日、パートナー「大和ハウス工業(株)」の創業70周年を記念した特別ユニフォームを発表した。

ピンク色が意外なこのユニフォームは、11月の明治安田J3リーグにて1試合限定で着用する。

Nara Club 2025 Squadra Limited Edition

奈良クラブ 2025 Squadra 大和ハウスグループ 70周年記念ユニフォーム

クラブ側が「大和ハウスグループ70周年記念」と説明するこの特別ユニフォームは、「吉野杉と吉野桜」をデザインに採用。

奈良・吉野の産業と自然をテーマに、推定樹齢300年を超える「吉野杉」の断面写真をもとに作り上げた力強いグラフィック。それを桜の名所「吉野山」の桜の花が乱舞する様子で装飾し、自然豊かな吉野の魅力を凝縮した一着だ。

吉野の杉や桧(ひのき)は奈良が世界に誇るブランド木材。現在、その奈良の林業は担い手不足という深刻な課題に悩まされている。そこで、今作で吉野杉を表現することで、直面する課題にフォーカスを当てたいという思いを込めたという。

また、吉野という地は70周年を迎えた大和ハウス工業の創業者・石橋信夫氏の生まれ育った場所であり、企業の原点。この70周年記念ユニフォームは、そんな石橋氏を育んだ吉野の自然と林業に対する敬意を表現している。

この特別ユニフォームは、11月8日(土)にホームで行われる明治安田J3リーグ第35節 ヴァンラーレ八戸で着用予定。

当日は「DAIWA HOUSE GROUP DAY 2025」として開催され、元日本代表で日本サッカー名蹴会会長の金田喜稔氏が特別講師を務めるサッカークリニックも行われる。

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なお、70周年記念ユニフォームの販売予定はなく、代わりに数量限定で同じデザインのコンフィットシャツを販売中。詳細については奈良クラブの公式ウェブサイトまで。

伝説の一着、クラシックなデザイン、ファンに愛された名作など。懐かしいサッカーユニフォームを「新品」と「古着」で販売。

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