3位:リヴァプール

輩出した主な選手:トレント・アレクサンダー=アーノルド、スティーヴン・ジェラード、ジェイミー・キャラガー、スティーブ・マクマナマン、マイケル・オーウェン

現在の責任者:アレックス・イングルソープ

リヴァプールのアカデミーは地元マージーサイドの伝統を重視しながらも、近年は現代的なタレントを数多く輩出している。象徴的なのはスティーヴン・ジェラードの存在だ。

ただ、他にもスティーヴ・マクマナマンやマイケル・オーウェンなど数多くの名選手が育っており、コンスタントにスターを生み出してきた歴史がある。

さらに近年はトレント・アレクサンダー=アーノルドが右サイドバックとして世界有数の存在になっており、カーティス・ジョーンズも昨季ついにブレイクを果たした。

2位:チェルシー

輩出した主な選手:リース・ジェームズ、ジョン・テリー、デクラン・ライス、ルーベン・ロフタス・チーク、ジャマル・ムシアラなど

現在の責任者: グレン・ファン・デル・クラーン

マンチェスター・シティのアカデミーでヘッドコーチを務めていたグレン・ファン・デル・クラーン。彼が昨年ディレクターに就任したのがチェルシーのアカデミーだ。

ロマン・アブラモヴィッチ体制になった2000年代初頭から育成に力を注ぎ、下部組織専用の練習設備を完備したほか、若手を伸ばすためのシステムも構築した。

最大の成功例はジョン・テリーであると言えるが、それ以外にもメイソン・マウントやリース・ジェームズ、トレヴォー・チャロバーら数多くの若手がイングランド代表に昇り詰めている。