「その年に最も素晴らしいサッカー選手」を決める賞、バロンドール。2025年はPSG(仏1部)に所属するフランス代表FWウスマヌ・デンベレが初受賞し、大きな話題となった。

祝福ムードに包まれるサッカー界だが、どうやら納得がいっていないクラブもあるようだ。

オーストラリア・Aリーグ(ニュージーランドから越境参加)のオークランドFCは23日、クラブの公式X(旧Twitter)を更新。バロンドールのトロフィーを持つ元日本代表DF酒井宏樹の画像と共に「奪われた」との言葉を投稿した。

もちろん、この投稿はジョークの一種ではあるが、Aリーグ参入1年目の同クラブにおいて「初代キャプテン」としてチームを導き、クラブをレギュラーシーズン1位に導いた実績のある酒井。

冗談半分とはいえ、クラブにとって酒井が「バロンドール級の偉人」であることも本音ではあるのだろう。

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35歳となった今年も、引き続きオークランドでプレーする酒井。今シーズンもチームを導き、優勝の栄冠を手にすることができるだろうか。今後の活躍に注目だ。

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