3位:パトリス・エヴラとの人種差別事件

当時のクラブ:リヴァプール

出場停止期間:8試合

2011年11月、スアレスはアンフィールドでのマンチェスター・ユナイテッド戦でパトリス・エヴラに対して人種差別的な発言をしたとして告発された。

スアレスは侮辱的な言葉を使ったことは認めつつ「ユナイテッドの同僚が彼を呼んでいるような言葉だった」と弁明。一方エヴラは「彼は少なくとも10回以上『特定の言葉』を言っている。それはカメラにも映っている」と告白した。

調査の結果、翌月にスアレスには8試合の出場停止処分を言い渡されることになり、リヴァプールも控訴を断念した。

2位:イヴァノヴィッチへの噛みつき事件

当時のクラブ:リヴァプール

出場停止期間:10試合

2013年4月に行われたリヴァプール対チェルシー。スアレスが終盤にヘディングシュートを決めて2-2の同点に追いついたドラマティックな試合だったが、それはイヴァノヴィッチへの噛みつき事件で覆い隠された。

審判は当時事件を見逃していたが、その後の調査で発覚。スアレスは噛みつきを認めつつ、通常の暴力行為として3試合の出場停止処分になるはずだと訴えた。

ただイングランドサッカー協会はこの噛みつきを悪質だと判断して10試合もの出場停止処分を言い渡した。