すでに2026年W杯への出場を決めている日本代表は、6日にW杯開催国であるメキシコとのフレンドリーマッチを行い、0-0で引き分けた。
メキシコ代表を率いるハビエル・アギーレ監督は、かつて日本代表で指揮官を務めたほか、スペインのマジョルカでは久保建英を指導した経験もある。
メキシコは日本時間10日に韓国と対戦するが、アギーレ監督は教え子である韓国選手との再会を果たしていた。久保と同時期にマジョルカでプレーしていたイ・ガンインだ。
イ・ガンインは久保と同じ24歳の天才レフティ。スペインのバレンシアで10代の頃から期待されていた逸材で、マジョルカでのプレーを経て、2023年にフランスの強豪PSGに引き抜かれた。
『ESPN』によると、アギーレ監督とイ・ガンインは9日に行われた前日会見で再会を果たしていたそう。イ・ガンインは、会見の入り口でアギーレ監督を待っていたとか。
アギーレ監督は、会見でイ・ガンインについて、こう述べたそう。
「私はマジョルカで彼を控え選手として獲得したが、2年後には2200万ユーロ(約38億円)でPSGに売却することになった。急成長を見せた。
彼は大好きな選手だ。なぜなら、多くのポジションでプレーするからね。明日(の試合で)は彼と話さないし、我々は彼をやっつけるつもりだ。とはいえ、彼は素晴らしい男だよ」
大好きな選手とつつ、対戦相手としては厳しくマークするつもりのようだ。
一方のイ・ガンインは、今年5月にUEFAチャンピオンズリーグで優勝した後に「ここに来るまで僕を最も助けてくれたのは彼」とアギーレ監督への感謝を口にしていたそう。
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