2026年W杯予選を世界最速で突破した日本代表。
本大会まで1年を切るなか、ディフェンダー陣に離脱者が相次いでいる。冨安健洋もそのひとりだ。
188cmの長身ながら、スピードと両足の技術を兼ね備え、ディフェンスラインならどこでもプレーできる類まれなポテンシャルを持つ冨安。
ただ、近年は度重なる怪我に悩まされており、昨シーズンは所属するアーセナルで6分しかプレーできなかった。
膝の再手術からの復帰を目指すなか、今年7月にはアーセナルとの契約を解除して退団。現在は無所属となっている。
そうしたなか、『Opta』は「抜け目ない補強になりえるフリーエージェント選手6人」を特集。そのひとりに冨安を挙げていた。
「日本代表の冨安は4年を過ごしたアーセナルをこの夏に退団した。だが、この26歳はまだ何年も活躍できるポテンシャルを大いに秘めている。
彼にとって不運だったのは、アーセナル退団が深刻な膝の負傷からのリハビリ期間と重なったこと。
この負傷により2024-25シーズンのほぼ全試合を欠場し、新クラブに移籍したとしても復帰は、今年末になる見込み。
それでも、フィットした状態の冨安なら、求婚者を探すのに全く困らないだろう。
長身ながら俊敏、ボール扱いにも長けた冨安は、アーセナルとボローニャで4バックのどこでプレーしても優れたディフェンダーであることを証明してきた。
高いクオリティの選手であることに加えて、驚異的なユーティリティ性とやまだ全盛期を迎えていない年齢を考慮すれば、負傷問題を克服できるなら、非常に賢明な獲得となるだろう」
怪我さえ乗り越えれば、非常に有用な存在になれるとのこと。
なお、冨安以外の5人はハキム・ジヤシュ、ロレンツォ・インシーニェ、クリスティアン・エリクセン、セルヒオ・レギロン、アレックス・オックスレイド=チェンバレン。
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