表に出ない会社だからこそ「知ってもらえたら誇りになる」

そして続いてお話を伺ったのは大阪府と和歌山県でエリアパートナーを務める「近畿電機株式会社」の中村彰宏代表取締役社長。

――パートナーになったきっかけを教えて下さい

「我々は『ミライトグループ』(株式会社ミライト・ワンを中心としたグループ)で、みんなで一緒に通信をやっていくという団体の一員なんです。そして私の長男はアストエンジさんにいますので、一緒になにかをやっていこうと。それが数ヶ月前のことですね。そのようないい試みをされているのであれば、我々も一緒にサポートさせていただければなと」

――この抽選会の場で発表されて、いろいろな方々とお話もされましたが、どんな印象ですか?

「スポーツを本気でやってこられた方々は、やはり爽やかな方が多くて、夢があっていいなと思わされましたね。みんなで応援して、夢を持っている方をサポートできる。それこそが一番のパートナーのメリットだと思っています。我々の会社は世間から見ればあまり表に出る仕事をしていない。例えばパナソニックさんのように、一般社会で目立つ存在ではないんです。しかし、そのような我々でも和泉市にある『近畿電気』という名前を少しでも分かってもらえたらなと」

――大手のメーカーとは違ったアプローチですね。

「地域の皆さんに知っていただければ、社員にとっての誇りになります。さらに同じサッカーを応援することで一体感も作ることができますし、それが期待できるメリットですね」

――今後関西サッカーリーグに期待するものは?

「私がこの会社に入った時には、関連会社であるNTTのサッカー部の方が何人かいらっしゃったんです。サッカーの情報を頂いたり、練習や試合に送り出したりしていたのを覚えています。今はやや遠くなってしまったので動きが見えにくかったりするのですが、今関西サッカーリーグはYoutubeを使ったりして発信されているところもありますので、それらを使って我々もアピールができたらなと」

――ちなみに近畿電気とはどんな会社ですか?

「和泉市で79年にわたって仕事をしています。昔でいえば公衆電話など、NTTさんの通信機器のメンテナンスや修理をやってきた会社なんです。お客様と直接関わる仕事ではないので、皆様にはあまり馴染みがないのですが、実は裏で活躍させて頂いています。大阪府と和歌山県には7つのチームがありますが、みんな頑張ってサッカーに取り組んでいるので、我々も地域の発展の一躍を担っていきたいと思っています」

――ありがとうございました!