J3のカマタマーレ讃岐は26日、ホームスタジアムとして使用している「Pikaraスタジアム」に関して、香川県と株式会社StNetとのネーミングライツ契約満了に伴い、名称が変更になると発表した。

2003年3月に日本の公共施設として初めて「味の素スタジアム」に導入されて以降、すっかり定着したネーミングライツ(命名権)。ライツの売却により施設の管理維持費などを捻出できる一方、慣れ親しんだ名前が突然変わってしまうデメリットも存在している。

「Pikaraスタジアム」も今回の契約満了により、ひとまず「香川県立丸亀競技場」へ戻ることに。

これにより、今季のJリーグ60クラブが主にホームとして使用しているスタジアムにおいて、ネーミングライツが導入されていないのは以下の12スタジアムになった。

・埼玉スタジアム2002(J1/浦和レッズ)
・豊田スタジアム(J1/名古屋グランパス)
・富山県総合運動公園陸上競技場(J2/カターレ富山)
・ヤマハスタジアム(J2/ジュビロ磐田)
・藤枝総合運動公園サッカー場(J2/藤枝MYFC)
・CITY FOOTBALL STATION(J3/栃木シティ)
・愛鷹広域公園多目的競技場(J3/アスルクラロ沼津)
・岐阜メモリアルセンター長良川競技場(J3/FC岐阜)
・東大阪市花園ラグビー場(J3/FC大阪)
・香川県立丸亀競技場(J3/カマタマーレ讃岐)
・高知県立春野総合運動公園陸上競技場(J3/高知ユナイテッドSC)
・沖縄県総合運動公園陸上競技場(J3/FC琉球)

最近では、沖縄県の「タピック県総ひやごんスタジアム」が2025年3月末で契約満了となり、「沖縄県総合運動公園陸上競技場」へと戻っていた。

Jリーグスタジアムのネーミングライツ(命名権)、契約金トップ10!「J1昇格」で変動も

なお、香川県は「県立丸亀競技場」に関して、引き続き9月10日(水)午後5時まで「年額1000万円以上」などの条件で新たにネーミングライツを取得するスポンサー企業の募集を行っている。

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