欧州主要リーグは移籍市場が残り1週間ほどとなり、動きが慌ただしくなってきた。
イングランド2部ブラックバーンは、25日にポーランド1部レギア・ワルシャワから日本代表MF森下龍矢を獲得したと発表。
契約は2028年6月末までの3年で、背番号はレギア時代と同じ25番になった。
森下はレギアではピッチ外のキャラクターでも愛される存在だった。レギアは「我が日本大使、みんなを笑顔にさせる男!アリガト、サムライ」と惜別のメッセージを送っている。
28歳の森下は、明治大学を経て、サガン鳥栖、名古屋グランパスでプレーすると、2024年1月にポーランドへ移籍。超ユーティリティプレイヤーとして覚醒すると、昨季は14ゴール14アシストの大活躍を見せ、今年6月には日本代表復帰も果たした。なお、ブラックバーンには29歳の日本代表FW大橋祐紀も所属している。
また、同じくイングランド2部のQPRは、25日に斉藤光毅をベルギー2部ロンメルから完全移籍で獲得したと発表。
2024年パリ五輪で日本代表の10番を背負った斉藤は24歳のアタッカー。身長170cmほどと小柄ながら、横浜FC時代には現役高校生としてトップチームデビューを果たした逸材だ。
昨季はロンメルからQPRにレンタル移籍するとリーグ戦39試合で3ゴール2アシストと活躍。この夏に退団が発表されていたが、再加入した形になる。
QPRのCEOは「彼を復帰させる方法を模索してきた長い夏だった。ただ、彼にとっても、このクラブへの復帰が常に優先事項だった」と語っていた。
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