岩田智輝、古橋亨梧、藤本寛也の日本人トリオが所属するイングランド2部バーミンガムは、23日に行われた第3節オックスフォード戦に1-0で勝利した。
ボール保持率66%、シュート数16本と押し込むと、前半40分に韓国人MFペク・スンホが決めたゴールが決勝点となった。
岩田はフル出場、古橋は先発から61分プレー、藤本はベンチ入りしたものの出場せず。
チャンスを逃すシーンがあった古橋は、この日もリーグ戦初ゴールはならず。
ただ、『Birmingham Mail』によれば、クリス・デイヴィス監督は、古橋についてこう話していたそう。
「チャンスをミスしても決して心配しないとハーフタイムに彼に伝えた。心配するのはチャンスがない時だ。
チャンスがあって逃した時に私は常にこう思う。『ゴールの奪い方を分かっているんだから、いつか決めるだろう』とね。
彼ら(古橋のようなストライカー)はボールに触れるべきタイミングや必要なテクニックを知っている。それは非常に本能的で自然なものだ。
特に亨梧のような選手は、長年一貫して得点を重ねてきたから。だから本当に心配していない。
彼に続けるよう促すだけだ、それがやがてゴールにつながるからね。私が注目しているのはチャンスを得ることであり、彼はそれを得ている。
彼は信念を持ってプレーしている。ここに来てから、本当に楽しんでいると思う。チームにも多くの貢献をしている。どれだけスプリントし、プレスをかけ、背後への走り込みをしているか。その動きで相手ディフェンダーを牽制している。
(相手は)彼を1対1にすれば、常にリスクがある。非常に鋭く速く、賢い動きをするからね。そのため、2対1の状況になれば、他の選手がフリーになる。彼はチームのために多くのことをしている。
疑念はない。彼は経験豊富な選手であり、初めてのクラブでプレーするような若手ではない。試合を理解しているし、続けていけば、ゴールは自然と訪れることを知っている」
今夏、フランスのレンヌから900万ユーロ(約15.5億円)ほどの移籍金でバーミンガムに加入した古橋。30歳の日本代表FWは、英リーグカップで初ゴールを決めたが、リーグ戦ではまた得点なし。
それでも、指揮官は全く心配していないようだ。
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