現在スタッド・ランスで難しい状況になっている日本代表MF中村敬斗に対し、トルコの名門ベシクタシュが獲得オファーを送ったとのこと。
『L'Equipe』によれば、ベシクタシュは今回1500万ユーロ(およそ23億4000万円)の移籍金を準備し、中村の獲得に向けてスタッド・ランスに提示を行ったという。
昨季リーグアンから2部へと降格したスタッド・ランスは、この夏のマーケットで多くの主力選手が流出している。
伊東純也を初めとして、イェヴァン・ディウフやアマドゥ・コネ、ニャ・サンギ、ママドゥ・ディアコン、ティボー・デ・スメトなどが退団してきた。
その中で最も高額だったのはアマドゥ・コネ(→ネオムFC)で1300万ユーロ。もし今回のオファーが受け入れられた場合、この夏のスタッド・ランスでは最も高額な取引となる。
中村敬斗は昨季11ゴール2アシストを記録するなど活躍を見せたものの、2部に降格したチームでプレーすることを拒否していると伝えられており、夏の日本ツアーにも顔を見せなかった。
契約は2028年6月30日まで残っているものの、スタッド・ランスとの関係はかなり悪化しているとレポートされており、移籍の可能性は高いと考えられている。