J1ガンバ大阪は21日、オフィシャルパートナーとして、公営競技場「ボートレース住之江」と契約を結んだことを発表した。

ガンバ大阪のホームタウンでもある北摂地域は、「競艇界のドン」と呼ばれ、財団法人日本船舶振興会の元会長である故・笹川良一氏の出身地域としても知られている。その為、箕面市などを中心に同地域とボートレースは縁が深く、パナソニックスタジアム吹田への移動などでG大阪サポーターらに親しみのある大阪モノレールでは、その延伸事業の財源として住之江競艇のボートレース事業収益が用いられている。

ボートレース住之江はG大阪のクラブ公式HPにおいて「地域社会とのつながりを大切にし、大阪を拠点とする団体として、地元クラブであるガンバ大阪様とのパートナーシップを通じて、よりよい街づくりと人づくりへの貢献を目指してまいります」とコメントを発表している。

公営競技界では、同じく関西のヴィッセル神戸が日本中央競馬会(JRA)・阪神競馬場や地方競馬のそのだひめじ競馬などがオフィシャルパートナーを務めていた過去があるほか、京都サンガFCでもJRA所属の調教師や騎手がサポートカンパニーなどを務めている。

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「ボートレースの町」を抱えるガンバ大阪の今後の拡大にも注目だ。

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