ドイツ1部のヴェルダー・ブレーメンに所属するミオ・バックハウスこと長田澪。

ドイツ人の父と日本人の母を持つ21歳は、U-20ドイツ代表経験を持つ有望株だ。

過去に川崎フロンターレのアカデミーに在籍していたこともあり、日本サッカー協会も動向を注視している。

2024年には本人が「まず何よりも日本サッカー協会が僕に興味を持ってくれていることを嬉しく思うし、光栄に思います」と語っている。

2023年にレンタル移籍したオランダのフォレンダムで評価を上げ、世界的強豪バルセロナから関心を寄せられるまでになった。

ただ、ブレーメンに復帰した昨季は、守護神ミヒャエル・ツェッテラーの控えになり、1分もプレーできず。

6月にブレーメンとの契約を延長した長田は、今季も控えになるとされていたが、状況が変わる可能性がある。

30歳の正GKツェッテラーは、堂安律も所属するフランクフルトへの移籍が噂されており、『Sky』によれば、ブレーメンの幹部クレメンス・フリッツは「交渉中なのは事実」と認めたという。

そうしたなか、ブレーメンは、15日に行われたDFBポカール(ドイツカップ)でツェッテラーを起用するも2部ビーレフェルト相手に0-1で敗戦。これがブレーメンでのラストゲームになりうるツェッテラーは、敗退後に感情的になり涙していたという。

もし、ツェッテラーの移籍が決定すれば、長田がブレーメンの正GKに昇格するはず。

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ブレーメンは、23日にフランクフルトとのブンデスリーガ開幕戦が控えており、それまでにツェッテラーの移籍が決まれば、長田との対決になるかもしれない。

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