今月14日、6・7月のクラブW杯で優勝を果たしたチェルシーが優勝賞金の一部を急逝した元ポルトガル代表FWディオゴ・ジョタと弟アンドレ・シルヴァの家族に寄付することを決定したことが分かった。

イギリスメディアの『アスレティック』によれば、7月13日にパリ・サンジェルマンを3-0で破ってクラブW杯を制したチェルシーは選手に支払われた賞金の一部を、ジョタの家族への寄付に充てる予定とのこと。優勝賞金は全体で推定1億1460万ドル(約168億円)だった。

エンツォ・マレスカ監督の下でプレーした選手たちには1550万ドル(約23億円)が均等に分配されることになり、加えてクラブと選手の合意の下でジョタの家族にも同額が支払われることが決定したようだ。

なお、ドルからポンドへ換金する際の為替コストや税金・社会保障費用などを全て引いた場合でも50万ドル(約7億4000万円)を超える金額になると見られている。

リヴァプールでプレーしていたジョタ(当時28歳)とポルトガルのペナフィエルでプレーしていたアンドレ・シルバ(当時25歳)は、チェルシー優勝前の7月3日にスペインのサモラ州で発生した交通事故により帰らぬ人となった。

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リヴァプールはジョタの「20」番を永久欠番としたほか、ホームのアンフィールド・スタジアムに記念碑を建てる計画を先月に発表していた。

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