伊東純也、中村敬斗、関根大輝の日本代表トリオが所属してきたフランスのスタッド・ランス。
来日ツアーを行うなど日本とのつながりを強めてきたクラブだが、2部リーグへの降格が決まってしまった。日本人選手たちの去就が注目されるなか、伊東は、古巣ヘンクへの復帰が決定。
そうしたなか、11日に行われたアミアンとの開幕戦には、関根が先発出場した一方、中村は欠場した。
昨季11ゴールとブレイクした25歳の中村は、移籍を志願したことでクラブとの関係が悪化しているとも伝えられている。
ただ、『L'Équipe』や『poteaux-carres』によれば、スタッド・ランスのマテュー・ラクールGMは、こう述べたという。
「我々の『新戦力』には、関根や中村といった引き留めることができる付加価値の高い選手たちも含まれている。
中村の病欠については何も言えないが、我々が知る限り、何かが起こっていることは間違いない。
彼は残留するだろう。短期的にはプレーできなくなるだろうが、中期的には、そうならないことを願う」
中村は今夏の日本ツアーに参加せず、クラブは「体調面の問題」とその理由を説明していた。
あくまでもクラブは彼を引き留めるつもりのようだ。