サッカー選手を乗せたワゴン車が横転する事故が発生し、3人の選手がケガを負った。
チリの『bbcl』によると4日、事故は南米チリにあるラ・チンチーリャ国立公園近くのカーブで起きた。
同国コキンボ洲サラマンカを拠点とするブルハス・デ・サラマンカ所属(3部リーグ)の3選手を乗せたワゴン車は、練習へ向かう途中だった。
運転していたのはカルロス・バスケス・セア(22)で、同乗していたのはディエゴ・ベルガラ・ベルナレス(23)、ディエゴ・ゴンザレス・サベドラ(26)ら若い選手。
報告によると、事故現場となった道は舗装されておらず、砂や土で緩い路面があった。運転手が悪路の影響でコントロールを失ったことで、車両が横転してしまったという。
事故後、現場近くにあるイラペル病院に搬送された3選手はケガを負っていたが、いずれも生命にかかわるような重篤なものではなかった。
だが、治療と定期的な経過観察が必要なため、しばらくは公式戦に出場できない。
ブルハス・デ・サラマンカはこの事故を受けて、「イラペル病院のスタッフの対応、そして我々の選手たちが直面している状況に対するチリ国家警察の支援に感謝いたします。選手たちが一日も早く復帰し、クラブの活動に参加できることを願っています」と声明を発表している。