中村敬斗、来日しなかった理由をスタッド・ランスが説明　現地紙は「移籍の前兆なのかは…」

伊東純也、中村敬斗、関根大輝が所属するスタッド・ランスが、プレシーズンツアーで来日している。

ただ、チームはフランス2部へ降格となり、去就が注目されている中村はツアーに帯同していなかった。

スタッド・ランスは、7月28日の誕生日で25歳になった中村を祝福しつつ、「健康上の理由で残念ながら日本に合流することができなかった日本人ウインガーの早期復帰を願っている。チームで再会することを楽しみにしている！」とのメッセージを出した。

中村が日本に渡航しなかった理由は、体調面だとか。

ただ、地元紙『Journal L'Union』は、こう伝えている。

「中村敬斗、スタッド・ランスとともに日本へ渡航せず。このストライカーの不在は日本でも疑問視されているが、ランスは28日に日本へ渡航をしなかったことを認めた。

スタッド・ランスサポーター、そして日本のジャーナリストたちにとって、疑問は尽きなかった。中村はどこにいるのか。

7月12日のプレシーズン初戦でゴールも決めるも以降は試合に出場していない。それ以来、この日本代表選手の不在は目立ってきた。そして、必然的に疑問が浮上する。

27日、スタッド・ランスがモンテディオ山形に敗れた後、監督は、現場にいた記者からこの点について質問を受けた。

指揮官は、中村について『体調不良のため、回復次第チームに復帰する』と答えたが、当時、彼が実際にチームメイトとともに山形にいるかどうかは不明だった。

チームが来日して以来、クラブが公開する映像に、彼は一切登場していない。伊東と関根とは対照的だ。

これまでこの件について沈黙を守り、彼の不在を隠していたスタッド・ランスは、28日にようやく反応を示し、ウインガーの25歳の誕生日を祝ってメッセージを掲載した。

彼にとって、今回の状況が将来の移籍の前兆となるのか、あるいはそうでないのかは、まだ分からない」

ようやく不在の理由が分かったものの、今後移籍するのかはまだ不明とのこと。

Qoly - Football Web Magazine