「唯一の解決策は、既存の大韓航空チャーター便を復活させること。そのためには、大韓航空は決断を迫られた。
24日夜、フェルナンデス会長は韓国サッカー協会のチョン・モンギュ会長に緊急支援を要請。チョン会長は大韓体育会のユ・スンミン会長に連絡を取り、ユ会長は韓進グループのチョ・ウォンテ会長(大韓航空社長でもある)とチョン会長を繋ぎ、事態の収拾を図った。
会長たちは『韓国ツアーが円滑に進むためには、日本ツアーも予定通り実施されなければならない。韓国のファンのためにも、我々は努力しなければならない』という心情で問題解決に乗り出した。
バルセロナが出発する前日の午後10時過ぎまで尽力し、同チームは劇的な形でアジア行きの飛行機に搭乗することができた。
ユ会長は、『両会長は深夜にもかかわらず、まるで我が事のように動いてくれた。バルセロナ戦を待ちわびていた子どもたちやサッカーファンの夢と希望が打ち砕かれかねない状況の中、スポーツ人、サッカー愛好家、そして企業人として、皆が助けたいという気持ちで動いてくれた。大きな危機に瀕していた無名の韓国民間企業のスポーツ外交に役立ち、アジア企業の信頼回復にもつながったことは幸いだった』と述べた。
D-DriveのCEOも、『楽天とエアアジアの背後に、韓国の企業家とスポーツ界の迅速な支援があったことを後から知った。3人の会長は皆、静かに支援してくれた。心から感謝している。大韓航空の従業員の方々にも感謝している。このことは楽天とバルセロナに伝えた』と語った」
バルサは当初の一日遅れで日本に渡航した。三木谷氏が資金問題を解決した後、韓国側も日本ツアー実現のために奔走していたようだ。
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バルサは、離日した後に韓国で2試合を行う。
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