昨季、ドイツ1部のホルシュタイン・キールでシーズン11ゴールを記録した日本代表FW町野修斗。

チームは無念の2部降格となったが、25歳のストライカーは引く手あまたとなっている。

『Bild』と『Sky』によれば、町野はボルシアMGへの移籍が間近に迫っているとのこと。1900年創設のボルシアは、昨季のドイツ1部ブンデスリーガで10位。板倉滉と福田師王も所属している。

「キール所属の町野は、ボルシアMGへの移籍が近づいており、現地でメディカルチェックを受けている。

グラートバッハが獲得を希望する同選手は、手続きが順調に進めば、まもなく契約にサインする見込みだ。グラートバッハは、町野獲得のためにキールに1000万ユーロ(17.3億円)を支払う予定」

「ボルシアMGが新たなストライカーを獲得し、ホルシュタイン・キールはクラブの歴史に残る移籍を果たした。

町野の移籍は大詰めを迎えている。この日本人選手はすでにグラートバッハでメディカルチェックを済ませている。

降格が決まったキールは今回の契約で最大1000万ユーロを受け取ることができる。

675万ユーロ(11.7億円)は即支払いとなり、(容易に達成可能な)最大325万ユーロ(5.6億円)までのボーナスがつく。

また、キールは町野の転売による利益の一部も確保している。このストライカーは2029年までグラートバッハと契約する見込み。

5月末までは、350万ユーロ(6億円)に設定されていた契約解除料のおかげで、町野は大幅に低い金額で獲得できたはずだったが、この条項はすでに消滅。しかし、この比較的低い移籍金には、町野側への高額な契約金と手数料も含まれていたはずで、契約額は現在の金額と同程度になっていただろう。

キールへの最初の支払いは、公式戦10試合出場後、その後は20試合出場後に行われる。グラートバッハがトップ10入りを果たしたり、欧州カップ戦に出場したりすれば、さらに多くの資金が支払われるだろう」

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移籍金はボーナスも含めると17億円超で、キールは町野がボルシアから他クラブに移籍した際のキャピタルゲインの一部も得るとのこと。

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