今夏のマーケットでベルギー1部のヘントからオランダ1部のフェイエノールトへと移籍した日本代表DF渡辺剛。

28歳という年齢ながら、800~1000万ユーロ(およそ12.5~15.6億円)の移籍金が動いたと伝えられており、契約も2029年6月30日までという長期のものになった。

『AD』によれば、かつてフェイエノールトでプレーしたオランダ代表MFの解説者ヤン・ボスカンプ氏が、渡辺剛のプレーを絶賛したとのことだ。

「渡辺はベルギーリーグで最高のディフェンダーの一人だった。非常に高い評価を得ている。

ディフェンダーとして、彼は本当に素晴らしいんだ。パス回しがうまく、マークも巧みで、サッカーがちゃんとできる。まさに典型的な現代的ディフェンダーだといえる。

フェイエノールトにとって彼が貴重な存在になることに疑いの余地はないよ。性格的にもチームに合っている。彼は決して諦めない男だからね」

ボスカンプ氏はオランダ人であるがベルギーリーグでも選手と指導者として活躍した経験が豊富で、解説者としても両国のメディアで長く仕事をしてきた人物である。

渡辺剛は2022年1月にFC東京からコルトライクへと移籍し、1年半後に強豪のヘントへとステップアップした。

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これまでベルギーリーグでは94試合に出場して5ゴール4アシストを記録しており、昨季は外国人ながらキャプテンマークを巻くことも多く、信頼性の高いディフェンダーとして評価を高めていた。

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