現在東アジアE-1選手権を戦っている中国代表は、韓国代表と日本代表に連敗して勝点0で3位となっている。

さらに今年3月に行われた2026FIFAワールドカップ3次予選サウジアラビア戦から得点が取れておらず、慢性的な得点力不足の要因として同国代表FW張玉寧が批判の的になった。

中国メディア『捜狐(Sohu)』は13日、「サッカー中国代表の改革は、まずは態度から改めるべきだ」「張玉寧の三つ編みヘアは代表チームに求められる最後まで戦い抜く闘志をまったく感じさせない安逸(あんいつ)の象徴だ」と厳しく批判した。

現在28歳の張玉寧は、過去にはオランダやドイツ、イングランドなどのクラブでプレーした経験があり、現中国代表では数少ない欧州でプレーした選手だ。

2019年に中国1部北京国安に移籍し、今季は同リーグで15試合に出場しているが2ゴールにとどまっている。先日の日本戦ではGKとの一対一の大チャンスを得るも、J1鹿島アントラーズGK早川友基に阻まれた。

『捜狐』は「張玉寧の髪型は徐々にファンの不満の的になっている。『ゴールよりも髪型が目立つ』『サッカーよりも外見に気を使っている』といった批判的な声が広がっている」と伝え、「成績が落ちれば、すべてが異常とみなされてしまう。もしかしたら、髪を切ることこそが改革の一歩になるかもしれない」と極端な意見を紹介した。

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ただし、同メディアも「張玉寧の編み込みヘア自体に善悪の問題はない」と認め、「中国サッカーが反転のきっかけをつかむには、長い時間が必要だ。代表チームのゴールが、選手のヘアスタイルよりも注目されるようになって初めて希望が生まれる」と変革の必要性を訴えた。

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