9日、J1の川崎フロンターレは3月に行われたAFCチャンピオンズリーグエリートの上海申花戦で暴力行為を行った観客の逮捕報道があったことを報告した。

今年の3月12日に川崎市で行われたACLEノックアウトステージ・ラウンド16第2戦の上海申花戦の試合中に、「ビジターA指定エリア内にて来場者同士の口論および暴力行為が発生」したと公式が報じたのは3月18日のこと。

この時点では暴力行為を行った人物の特定には至っていなかった。しかし今月9日に、川崎市の中原警察署が傷害の疑いで被疑者を逮捕したと報道された。

この件を受けて、川崎は当該人物に対して川崎フロンターレが出場する全ての試合への無期限入場禁止処分を下すとのこと。

クラブは公式サイトにて「改めまして、試合会場でこのような行為が起きたことは、どのような理由であれ決して看過することはできません。同様の事象を未然に防げるようクラブとして再発防止に取り組み、安全・安心なスタジアム環境づくりを行ってまいります」との声明を出した。

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なお、Youtube上には当時の暴行事件の様子を撮影した動画が公開されており、警察による被疑者特定に貢献したと見られる。

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