浦和レッズも参加していた賞金総額1500億円のFIFAクラブワールドカップが13日に決勝戦を迎える。
今大会の開催地であるアメリカは、2026年FIFAワールドカップの共催国でもあるが、猛烈な暑さが問題になっている。
チェルシー対PSGの決勝戦が行われるニュージャージー州では、ここ数日で気温が38度に達している。
『BBC』によれば、チェルシーは「極度の暑さ」と形容される気温下で3試合を戦ってきたというが、地元の気象警報では、過酷な身体活動や屋外での活動を避けるように呼びかけられていたとか。
チェルシーMFエンソ・フェルナンデスは、今大会の暑さについてこう話していたという。
「正直、暑さは信じられないほどだ。先日、酷いめまいに襲われ、地面に横にならざるを得なかった。
この気温でプレーするのは非常に危険、本当に危険。さらに、スタジアムで楽しむために来る人々、自宅で観戦する人々にとっても。
試合のペース、試合のスピードは同じではない。すべてが非常に遅くなる。
来年(のワールドカップで)はスケジュールを変更してくれることを願う。少なくとも、美しく魅力的なサッカーのスペクタクルが維持されることを」
24歳のエンソは、すでにワールドカップ出場を決めたアルゼンチン代表のメンバーでもある。
また、現在はFIFAの技術研究グループに所属する元ドイツ代表FWユルゲン・クリンスマンは、1994年にアメリカで行われたワールドカップを経験しているが、彼も「この暑さは厳しい。32度の暑さの中でプレーすれば、本当に苦しむことになる。私はダラスで49度の暑さの中でプレーして、死にそうだった!」と話していたそう。