イングランド・プレミアリーグに所属しているマンチェスター・シティが、9回の規則違反で108万ポンド(およそ1.8億円)の罰金を言い渡されたとのことだ。

現在アメリカで行われているクラブワールドカップに出場し、初戦のウィダード・カサブランカ戦を2-0で勝利したマンチェスター・シティ。

今回問題となったのは、2024-25シーズンに行われた試合のうち9回でキックオフ、あるいは後半再開の時間を守らなかったことによる違反であるとのこと。

マンチェスター・シティは正当な理由なくその時間を遅らせたことが確認されており、9回の違反で4万ポンドから19万ポンドまで罰金額が段階的に増加しているという。

なお、マンチェスター・シティは2023-24シーズンにも同じ時間の遅延による規則違反を繰り返しており、それは今季の倍以上となる22回を記録した。

それも「正当な理由なし」で行われていたこともあり、クラブは209万ポンド(およそ3.8億円)の罰金を課せられていた。

マンチェスター・シティは現在プレミアリーグの財務規則違反による大規模な調査の対象になっており、2009年から2018年まで行われた115件の違反に関する疑惑を抱えている。

この問題に関する審理は2024年にスタートしているがまだ最終的な判決は下されておらず、いつまでに手続きが完了するかも不透明な状況にある。

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もしこれらの財務上の違反が認められた場合、最も重い処罰で2部以下への降格や勝点の剥奪が言い渡される可能性があると伝えられている。

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