日本代表が世界最速で予選を突破した2026年W杯。
アジア最終予選グループBの韓国は、5日に敵地で行われたイラク戦に2-0で勝利し、本大会出場を決めた。
今予選の韓国は、スタジアムの芝問題を抱えるホームで格下相手に取りこぼすこともあったが、5勝4分といまだ無敗を継続。
『Chosunbiz』などは、「日本もイランも負けた!負けないホン・ミョンボ監督、最終予選唯一の無敗チーム」と伝えていた。
「一見大したことではないように思えるかもしれないが、決して楽な記録ではない。日本とイランが敗退した今、アジア最終予選で無敗なのは韓国だけだ。
韓国と並んでトップシードの日本とイランは、3月にホン・ミョンボ監督よりも早くW杯出場権を獲得した。
余裕のある日本とイランは、今月は新戦力や国内選手らを起用。果たしてその余波か?第8戦まで無敗だった日本は、第9戦で痛恨の敗戦を喫した。
森保一監督は、本大会への早期進出が確定したことから、この日はパリ五輪世代を中心とした二軍の布陣を投入した。鎌田大地を除くほとんどの先発選手はAマッチ出場が10試合未満。
前半を通して日本は試合を支配したが、シュートは何度も外れた。後半は久保建英ら交代選手を投入して流れを変えようと試みたが、結局は物足りない結果に終わった」
グループAのイランも5日のカタール戦に0-1で敗れ、最終予選初黒星を喫している。
一方、韓国は情勢が不安定なイラクにチャーター機で乗り入れると、現地では警察の警護も受けたそう。
日中の気温は45度にもなるなか、午後9時すぎに開始された試合には5万人以上のイラクサポーターが集結。ファンが二度もピッチに乱入するハプニングもあったが、敵地での勝利を掴んだ。
その韓国は10日に最下位クウェートとソウルで対戦する。