フランスのラジオ局『Radio France internationale』は27日、先月中国で死去した元ガボン代表FWアーロン・ブペンザの遺体が26日に母国ガボン・リーブルビルに到着したと報じた。

同局番組によると、26日にリーブルビルに到着した棺は、ブペンザの家族によって運ばれた。遺骨の送還式典に参列したガボン男子サッカー代表の親族、友人、知人、そしてスター選手たちは、深い悲しみに包まれたという。

代表で同僚だったステファン・ンゲマ氏はスター選手の死を悼み、「アーロンは本当に並外れた才能を持っていた。しかし、忘れてはならないのは、私たち全員が彼を深く惜しむということだ」と述べた。

ブペンザはトルコ1部2020-21シーズンで得点王に輝いた同国きってのエースストライカーであり、スター選手だった。

転落した事件を受け、人々の感情は高ぶり、疑問は尽きないと同番組は伝える。「エイプリルフールのジョークだと思った」と、レオン・ムバ空港に到着した同じガボン人はため息をついた。

一時は自殺に対して疑惑とも報じられた事案に「当時は疑念を抱いていた。本当に正しい情報を得る必要がある」「彼の死は理解できないし、誰も理解していない」というコメントした。

今年から中国1部浙江職業に移籍したものの、先月16日に自宅マンション11階から転落して、28歳で亡くなった。中国警察の捜査は自殺と断定した。

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ガボン当局はブペンザの国葬を約束しているという。

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