フランス・リーグアンのアンジェでプレーしているFWイブラヒマ・ニアネが、違法薬物の摂取によって2年間の出場停止処分となったとのこと。
イブラヒマ・ニアネは1999年生まれの26歳で、セネガルU-20代表の経験を持っているアタッカー。
かつてメスで長く主力選手として活躍を見せ、2018-19シーズンには33試合で10ゴールを決め、2部リーグ制覇に大きく貢献していた。
2023年1月にリーグアンのアンジェに移籍してからも主力としてプレーしていたが、今年4月にチームメイトのフローラン・アナンに対して劣悪なタックルをしたことによって無期限の謹慎処分を受けている。
記事によれば、彼は3月31日にフランス反ドーピング期間によって2年間の暫定的な活動停止処分を言い渡されており、それを覆す弁明が出来ていない状況だとのこと。
ニアネのサンプルから検出されたのはいわゆる「エクスタシー」と言われるメチレンジオキシメタンフェタミン(MDMA)で、覚醒剤や幻覚剤に似た化学的性質を持った違法薬物だという。
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活動停止処分を受けている間はプロ選手として試合に出場できないだけでなく、練習やイベントなどへの参加も認められない。イブラヒマ・ニアネとアンジェの契約は今夏で満了を迎えるが、延長される可能性はほぼゼロだと伝えられている。