2016年に日本代表デビューを果たした小林祐希。33歳になったレフティは、JFLのいわてグルージャ盛岡でプレーしている。

その小林が、DAZNで配信されている『もりちゃんずコロシアム』にリモート出演した。

同番組は、自身のチームを作るほどのサッカー好きである、お笑いコンビ『見取り図』の盛山晋太郎さんが司会を務める「ビギナーでも楽しめるヒールなサッカー」コンテンツを目指しているとのこと。

ヒール役として呼ばれた小林は、自身のタトゥーについて聞かれると、同じく元日本代表のハーフナー・マイクとともにこんなやり取りをしていた。

盛山「日本人選手には珍しいタトゥーが入ってらっしゃるじゃないですか?サッカーするうえで不便なことはありますか?」

小林「いや、サッカーする上ではないですね。でも、プールでリカバリーしたりとか、心肺機能を上げたいから泳ぎたい時に全身(長袖)を着なきゃいけない。そういうのが大変ですよね」

盛山「マイクさん、全然タトゥー入っていたら動き方変わります?」

ハーフナー「僕はどっちかというとインバウンド(外国人観光客)に見えるので、あんまり…」

盛山「聞く人、間違えたわ(笑)」

小林「日本人が入れ墨を入れてるのがよくないのかなぁって思いますけどね」

盛山「でも、海外のサッカー選手って入っている人が多いですよね」

ハーフナー「びっしりですね」

小林「みんな入っているので、自分のタトゥーを気にしたことは海外ではなかったですけど、帰ってくると結構入ってるんだなって自分でも多いんだなと…」

盛山「(両腕にタトゥーが)めちゃめちゃ入っている。いま、私は『舐達麻』とリモートつないでる?(笑)」

小林「でも、『舐達麻』さんが彫っているGAKKINっていう世界的アーティストの方にも彫ってもらったことがあって」

盛山「えぇ!?あながちほんまに『舐達麻』やった(笑)」

盛山「代表に招集された時は入ってましたっけ?」

小林「ちょろっと入ってましたね」

盛山「代表ってより厳しかったりしません?」

小林「そうですね。一応、長袖のインナー(シャツ)を着てくれって言われてたんですけど。1回、ほんとにたまたま着ていなかった時に普段は出ないのにその時だけ試合に出されて、たまたま点を決めて新聞に出ちゃうっていう…」

オランダのヘーレンフェーンでもプレーした小林は、両腕に和彫りを含めて入れ墨・タトゥーが入っている。

日本代表では長袖のインターシャツ着用が求められていたというが、ゴールを決めた2016年11月のオマーン戦ではたまたま着ていなかったため、左腕のタトゥーがあらわになった。

ちなみに、一番気に入っているタトゥーは、最初に彫った母や妹の名前の名前を刻んだものだそう(左前腕にあるもの)。

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なお、『舐達麻』は派手な入れ墨も特徴的なヒップホップグループで、GAKKINは世界的タトゥーアーティスト。

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