木曜日に行われたラ・リーガのダービーマッチ、エスパニョール対バルセロナのキックオフ直前に大きな事故が発生していたとのこと。
『La Razon』によれば、試合が行われるRCDEスタジアムの付近でファンが集まっていた午後9時頃、暴走する車が会場の入口付近に突っ込んでいったという。
集団の前で突如急加速した車は10名以上のファンを撥ねたとのことで、およそ13名が病院に運ばれたという。ただ、幸運にも命に関わる怪我を負った被害者はいなかったそう。
なお報道によればその負傷者の中にはバダロナ市長のハビエル・ガルシア・アルビオル氏の息子も含まれていたと伝えられている。
ハビエル・ガルシア市長は自身のXで「多重事故の被害者の一人である私の息子に関心を持っていただいてありがとうございます。現在病院で検査を受けていますが、足を捻挫している可能性があるとのことです。他の皆さんの怪我も軽傷であることを祈ります」とボストしている。
この車を運転していた人物はすでにカタルーニャ警察によって身柄を拘束されており、事故の原因についての調査が進められている。
『Mundo deportivo』によれば、警察の初期の報告では「運転手が制御を失ったことによって発生したもので、偶発的な事故であった可能性が高い」と考えられているとのこと。