今週、複数のヨーロッパメディアがセルティックに所属する日本人選手たちの移籍の噂を報じた。

MFながら今季10得点4アシストと大活躍中の日本代表MF旗手怜央はイタリア1部ウディネーゼをはじめ、ドイツ、フランスからオファーが。今季からセルティックのエースストライカーとして獅子奮迅の活躍中の日本代表FW前田大然に対しては、フラム、ブレントフォード、クリスタル・パレス、ウェストハム・ユナイテッド、リーズ・ユナイテッドなど複数のプレミアリーグからオファーが来ていると報じられ、その移籍金は2500万ポンド(約50億円)にものぼるとされている。

そんな日本人選手たちの移籍で大荒れしそうな今夏のセルティックの移籍動向について、現地紙『Celts are here』はセルティックのブレンダン・ロジャーズ監督のコメントを掲載した。

同監督は「選手の移籍の可能性があることは、私たち全員がよく知っています。つまり、夏には何人かの選手にオファーが来る可能性が高いということです。そうなれば、私たちは柔軟に対応し、それに適応する準備をしなければなりません。もし今のメンバー全員がここにいるとしたら、質の高い新加入選手は2、3人程度しかいないでしょう。でも、どうなるか見守る必要があります」と述べ、選手の移籍を防ぐことはできないとの見解を示した。

また『67 HAIL HAIL』などの現地メディアは、チームが提示した莫大な移籍金が支払われるのであれば、セルティックは前田の移籍を容認するだろうと見解を述べている。

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チームの躍進を支える日本人2人が退団すれば、チームとしては大きな痛手となる。代替選手を獲得するのか、残留に手を尽すのか

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